M.P、Si弾性

塗料：高意匠性塗料、マイルドプラスターSi弾性（明研化学工業）
素地の状態：モルタルのコテ仕上げ
塗料選択の経緯：目地のない大きな壁面として仕上げるこの現場では、従来のタイプ（弾性でないもの）では、クラックやヘアークラックが出易い条件です。この点を配慮し、なおかつ、施主様の仕上げパターンに対するご要望にお応えする為に、明研化学工業の”マイルドプラスターSi弾性”を選択して頂きました。

＜高意匠性塗料について。＞
- 「高意匠性塗料」の定義は、正確なところは、判りませんが、おそらく、「色々なパターンが、工夫次第で自由に作り出せる塗料」のようなことだろうと思います。
- 道具としては、パターンによって、吹付ガン・ローラー（ウールローラー、パターンローラーなど）・コテ（金コテ、木コテ、櫛目コテ）等を用います。

**＜写真による説明＞**

＜全景＞	＜壁面模様＞（⇒拡大する）
塗料：明研化学工業、マイルドプラスターＳｉ弾性パターン：あらごすり小施主様と場所：有限会社原田商店様(ＪＲ綾部駅前) 施工時期：2005年10月

塗装仕様

**＜マイルドプラスターＳｉ弾性（あらごすり小）の塗装仕様＞**
工程	作業内容	塗布量	道具類	塗装間隔
素地調整	モルタル素地等をフィラー等を用いて、平滑な面にする。また、清浄な面にする。
下塗	マイルドプラスター下塗剤をスプレー、または、ローラー等により、均一に塗布する。	約0.3 ｋｇ／?u	スプレーローラー刷毛・等	約２時間以上
上塗	マイルドプラスターＳｉ弾性をコテを用いて均一に塗布。（リシンガン等での吹付けも可。）	約3 ｋｇ／?u	金コテ（または、リシンガン）	５～６分以内
仕上げ	木コテ等を用いて、骨材を横方向に転がし、横方向へ引っ張った模様を付ける。		木コテ	48時間以上。（最終養生）
＜完成＞

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(2005.11.17)